エアコンのフロンガス漏洩点検

1.室外機の異常振動・異常運転音

室外機の振動や運転音がいつもと違うかどうか確認してください。

いつもと違う場合は、専門業者に連絡してください。

2.室外機及び周辺の油のにじみ

室外機の外見や熱交換器に油のにじみがないかどうか点検してください。

また、室外機の下など周辺にも油のにじみがないかどうか確認してください。

油のにじみを発見した時は、専門業者に連絡してください。

  3.室外機のキズの有無、熱交換器の腐食、錆など 

室外機の外観や熱交換器にキズや錆がないか確認してください。

室外機の熱交換器に腐食や錆などがないか確認してください。

キズや腐食などを発見した時は、専門業者に連絡してください。

4.室内機の熱交換器の霜付きなどの有無

室内機の熱交換器は、通常外からは見えないが、グリルを外すと見える場合があります。

その場合は、内部に白く、霜付きや油のにじみなどがないか確認してください。

また、異常運転音がしないか確認してください。

これらの異常を発見した場合は、専門業者に連絡してください。

また、高い脚立などを使わないとグリルを外せない場合は、危険ですので専門業者による点検を依頼してください。

 

注意

防護柵のない屋上などにある場合は、危険ですので点検はしないでください。(専門業者に点検を依頼してください)

室外機の外板を外さないでください。

 

ポイント

異常な振動や音を早期に発見するには、日常の正常な振動や音を把握する必要があります。

そのため、日頃から点検することをお勧めします。

常に、室外機周辺の掃除を心がけることで、油のにじみ・キズ・腐食などを早期に発見できます。

室外機だけなく、配管が容易に見られるような場合は、配管の腐食などの劣化状況を確認してください。

室外機にゴミが付着したり、草がからまったりしていたら、取り除いてください。

室外機周辺に物を置くと通風が悪くなり、異常停止してしまう場合がありますので、物を置かないでください。

グリル(室内機の中央部分)内部周辺に油のにじみが見られた場合は、専門業者に連絡してください。

室内機の熱交換器に霜が付いている場合は、専門業者に連絡してください。(フィルターが汚れている場合は、清掃して様子を見てください。)